本記事では、Donner(ドナー)から提供していただいた『Double Swords』というエフェクターをレビューしていきます。
これは日本を代表するスーパーギタリストMIYAVI氏のシグネチャーペダルです。
僕のような人間がレビューしていいのかと思いつつも、実際の使い勝手や音色を率直にお伝えしていきたいと思います。
元のレビュー動画は以下からご覧いただけますので、実際の音色や雰囲気が気になる方はぜひチェックしてみてください。
ステージや移動の際にありがたい使い勝手
まずペダル自体の作りですが、かなり実践的でステージで使いやすい仕様になっています。
このモデルは、2種類のペダルで構成されています。
- 赤色のペダル(歪み系):オーバードライブ / ファズ / ブースター(オールアナログ回路)
- 青色のペダル(空間系):リバーブ / ディレイ / コーラス(アナログ&デジタル複合)
エフェクターが一体型になっているため、パッチケーブルや電源ケーブルで足元がぐちゃぐちゃになる心配がありません。電源も1つで済み配線トラブルが起きにくく、足元がかなりすっきりします。
さらに筐体がアルミ製で非常に軽いです。
電車移動が多いギタリストにとっては、少しでも機材が軽いのは助かるポイントです。
【赤い方】歪み系・ファズ・ブースターのサウンドチェック
まずは歪み系を集約した赤色のペダルから試してみました。
1. オーバードライブ
歪みの効きは割と大人しめで上品な印象です。
ゲインを真ん中あたりに設定するとほとんど歪まないマイルドなトーンになりますが、マックスまで上げてトーンを軽く調整すると、ジャキジャキ感のあるサウンドも作れます。
2. ファズ&ノイズゲート
オーソドックスで扱いやすいファズサウンドが鳴ってくれます。
トーンを抑えてウーマントーンっぽくマイルドにしても良し、上げて70年代風のチープ感を楽しむのも良し。キャラクターがガラッと変わるのが面白いです。
さらに、ファズセクションには専用の ゲート(ノイズゲート) ツマミが搭載されているのも嬉しいポイントです。激しく歪ませた時のノイズをしっかり抑えてくれます。
個人的には、オーバードライブで基本の歪みを作っておき、リードギターを弾く時にファズを踏み込む使い方がしっくり来ました。アタックの潰れ感と伸びやかさが混ざり合って、弾いていて気持ち良い音になります。
3. ブースター&裏面スイッチ
ブースターは音色を変化させずに音量だけをしっかり持ち上げてくれるクリーンブースターです。
ギターソロで音量を前に出したい時に重宝します。
このブースターは最後段でかかっているようなので、オーバードライブやファズのゲインアップ用ではないことに注意が必要です。
また、本体の裏側には隠されたスイッチが2つ搭載されています。
- ゲインアップスイッチ:アンプ側の歪みが物足りない時に追加でブーストできるスイッチ
- ブライトスイッチ:超高域を強調してキラびやかなトーンにするスイッチ
このあたりもライブ現場での使用をよく考えられた設計だなと感じます。
【青い方】空間系(リバーブ・ディレイ・コーラス)のサウンドチェック
続いて、空間系とモジュレーション系をまとめた青色のペダルです。
1. リバーブ
なかなか派手な効き目で、抑えめに設定してもしっかりと残響がかかってくれます。
ツマミを真ん中付近にするだけでも十分すぎるほどの広がりが得られます。
2. コーラス
これもなかなか効きの強いコーラスです。
深めに設定するとかなりえぐいエフェクト感が出るので、浅めに調整して透明感や奥行きを足すのが実用的かなと思います。
3. ディレイ
短いタイムから長い残響までカバーでき、クリーンでも歪ませても綺麗な響きを聞かせてくれます
まとめ:1台持っておくと何かと重宝する万能ペダル
Donner『Double Swords』をざっと試してみましたが、個人的には特に青色のペダル(空間系)は使い勝手が良くて、どなたにもおすすめできると感じました。
「リバーブ・ディレイ・コーラス」といったよく使うエフェクトが1台に綺麗に収まっており、軽量で持ち運びも楽ちんです。スタジオやライブにこれ1つ持っていけば事足りるので、サブボードや軽量化用の機材としてもかなり重宝しそうです。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

