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※記事を新しく書き直しました。
この記事と同じテーマで、より分かりやすく動画付きで解説しています。
〜〜以下、旧記事です〜〜
ギターでアドリブソロを弾きたいと思ったら、まずはマイナーペンタトニックスケールを練習するところから始める方は多いのではないかと思います。
マイナーペンタはロックやブルースを演奏するためにとても重要となるスケールです。
通常のドレミ…の音階は7音ですが、ペンタトニックスケールはそれより2音少ない5音で構成されています。
音数が少ない分、シンプルで素朴で力強い雰囲気を表現できます。
しかしその一方で、単調になりやすいというデメリットもあります。
そこで、もっと多彩なフレーズを弾きたい、あるいはジャズのような別のジャンルに進みたい場合にぜひ学んでいただきたいのがメジャーペンタトニックスケールです。
最終的には、メジャーペンタとマイナーペンタをミックスさせた形を自由に使いこなせることが理想です。
この記事では、そのための練習方法を解説します。
①左右移動の練習
Eブルースのコード進行上で、メジャーペンタとマイナーペンタを弾き分ける練習です。
Eブルース上では基本的にEマイナーペンタが使用できますが、以下のエクササイズではEメジャーペンタも加えて使用します。
楽譜上の赤色の部分がEメジャーペンタ、青色の部分がEマイナーペンタです。



メジャーペンタのフレーズとマイナーペンタのフレーズが場所が違うだけで全く同じ形になっていることに注目してください。
Eマイナーペンタを3フレット分左に移動させるとEメジャーペンタになります。
②メジャーとマイナーをつなげる
メジャーペンタとマイナーペンタを別々に弾くのではなく、より自然なフレーズになるように連結させます。
①同様に青色と赤色は場所を変えて同じ動きをしています。
Ex-1

Ex-2

Ex-3

③別のペンタの音を取り入れる
上記の例ではメジャーペンタとマイナーペンタを明確に区別して弾いていました。
より自由に扱えるようになるためには2つのペンタが一体となった形で弾けるようになる必要があります。
前半の赤カッコの部分は、メジャーペンタのフレーズの中にマイナーペンタの音(青色)を1音紛れ込ませた例です。
後半の青カッコの部分はその逆です。

おわりに
以上が、マイナーペンタとメジャーペンタを融合させたエクササイズです。
このような音使いをしっかりと習得すれば、より多彩なフレーズを奏でられるようになり、一味違った表現力を手に入れることができます。
ブルースだけでなくさまざまなジャンルにも応用が利くので、ぜひ参考にしていただき、ご自身のスタイルを作り上げていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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