【機材レビュー】Xvive A24 / U2徹底比較

スポンサーリンク

ギターのワイヤレスシステムにおいて定番のXvive(エックスバイブ)のU2ですが、その待望の後継機種となるA24がついに発売されました。

今回、新製品のA24を提供していただいたので、旧モデルのU2と比較しながら詳しくレビューしていきます。

※本記事は製品の提供を受けて作成していますが、記事内容は筆者が実際に使用した感想をもとに執筆しており、メーカーの意向に左右されない正直なレビューです。

洗練されたデザインと待望のUSB-C対応

まず目を引くのが外観の変化です。
これまでのU2は光沢のあるプラスチック素材で少しテカテカした質感でしたが、新機種のA24はマットな質感になって少し高級感がアップしています。

充電端子はついにUSB Type-Cに対応しました。
スマホのケーブルと共通化できるのは、現代のギタリストにとって非常に大きなメリットです。

バッテリー交換可能。
A24はユーザー自身でバッテリー交換が可能な設計になっており、長く愛用できる安心感があります。

また、A24には専用のハードケースが標準で付属しています。
持ち運びの際の故障リスクを減らせる嬉しい配慮です。

チャンネル数とスマートスキャン機能

ギター用ワイヤレス機器の多くは2.4GHzという周波数帯域を使用して通信します。
2.4GHz帯を一本の太い幹線道路とすると、チャンネル数とはその中の車線のようなものです。

U2は4チャンネル=4車線なので4人、A24は6チャンネル=6車線なので6人で使うことができます。
チャンネル数の多さは、単に多人数で使えるというだけでなく、他のメーカーのワイヤレス機器が混在しているような状況で真価を発揮します。
そのような状況では、お互いに電波が競合しないようにする(同じ車線を走らないように)必要があるわけですが、目に見えない電波に対してどの車線が空いているか判別するのは難しいです。

そんな時に役立つのが、A24の「スマートスキャン」です。
その場の電波状況を自動で測定し、「一番空いている道(安定しているチャンネル)」をカーナビのように選んでくれます。
ですので、複数のワイヤレス機器の電波が飛び交う状況でも安心して使用できます。

また、U2では「LEDの点滅回数」でチャンネル番号を判別する必要がありましたが、A24は選択中のチャンネルがLEDで常に表示されているため、視認性が劇的に向上しています。

電波の安定性

ギター用ワイヤレス機器の最大の天敵は、Wi-Fiルーターなどの干渉による音切れです。
基本的にワイヤレスを使うと、Wi-Fiは使えなくなります。
そのためワイヤレスでギターを弾きながら尚且つルーター経由でインターネットを使いたい場合、5GHz帯で接続するか、有線LANで接続するかといった対策が必要になります。

筆者の環境(ルーターの2.4GHzの電波が飛び交う部屋)でテストしたところ、やはり電波同士が干渉するようで、U2では時折「プツプツ」と音が途切れることがありました。
しかし、A24はどのチャンネルでも全く音が途切れませんでしたので、通信の安定性は改善されているようです。

音質とレイテンシー(遅延)

音質に関しては、「シールドケーブル」「U2」「A24」の3パターンで比較テストを行いましたが、ほぼ分からないレベルでした。

レイテンシーは、U2は6ms、A24は5msと、少し性能が向上しています。
体感としてはどちらも違和感はほとんどありません。

ただ、普段使っているマルチエフェクターGP-5(レイテンシー 5ms)に接続すると、両者のレイテンシーが合わさって少し違和感を感じましたので、レイテンシーが大きめのデジタルエフェクターを使っている方は注意した方がいいかもしれません。

まとめ:断然「A24」がおすすめ

Xvive A24は、大ヒット作U2の弱点を克服した、正当な進化モデルと言えます。

  • USB-C対応で利便性アップ
  • チャンネルの視認性向上やスマートスキャン機能で設定が楽
  • 電波の安定性が向上
  • ケース付き

旧モデルと価格差もあまり無いので、これからワイヤレスデビューする方はもちろん、U2からの買い替えを検討している方にとっても、A24はおすすめです。
ぜひチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました