【必ず覚えておきたい】ジャズブルースの定番曲まとめ

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Fキーの代表曲

Now’s The Time

チャーリー・パーカーによるFブルースの金字塔です。リズミカルで明快なリフが特徴です。モダンジャズの黎明期、パーカーがブルースを最先端の表現に変えた歴史的一曲です。ブルース的なフレーズとビバップ的フレーズの対比感に注目して聴くと様々な発見があると思います。

Billie’s Bounce

Now’s The Timeと同じくFのブルースですが、こちらはビバップらしい細かな音使いが特徴のテーマです。ジャズブルースにおける語法の基礎が詰まったメロディーなので、アドリブ初学者はまずこのテーマを完璧にコピーすることが重要です。 旋律の中にコードトーンや経過音がどう配置されているかが学べるので、テーマそのものがアドリブの教科書になります。

Bag’s Groove(F)

ミルト・ジャクソン作のミニマルなFブルースです。マイルス・デイヴィスの名盤での演奏はあまりにも有名です。

B♭キーの代表曲

Tenor Madness(B♭)

ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンという二大巨頭の共演で知られるB♭のブルースです。テーマは、ジャズブルースのコード進行の特徴的な音使いをメロディー内に含んでいるので、そのフィーリングを感じることでブルースのアドリブセンスが養われます。

Straight, No Chaser(B♭)

セロニアス・モンクによるブルースです。同じモチーフが拍をずらしながら繰り返される、モンク特有の数学的かつ遊び心溢れる構成が特徴です。 クロマチックの動きが多いため、ビバップ特有のスリリングな響きを取り入れる訓練にもなります。

Blue Monk(B♭)

モンクのもう一つの代表的なブルースで、ゴスペルやトラディショナルのような親しみやすい雰囲気を感じさせます。ブルースの泥臭さとジャズの気品が同居しており、黒人音楽の温故知新を体現したような曲です。

その他有名曲

C Jam Blues

デューク・エリントンによる、わずか2音(GとC)で構成された究極にシンプルなCブルースです。ジャズの原点である「リフとリズム」を象徴する曲といえます。

Au Privave

この曲はトニックのFコードが7thコードではないので、完全なブルースとはいえないかもしれませんが、概ねジャズブルースのフォーマットに則った曲であり、アドリブパートは標準的なジャズブルースの進行で演奏されることが多い曲です。

Blues For Alice

ブルース進行を極度に解体・再構築された特殊なコード進行を持つ、パーカーの革新性が光る一曲です。通常のブルースよりもコードチェンジが激しいため、ジャズのコード進行の理解において非常に高い価値を持ちます。

Mr. P.C.

ジョン・コルトレーン作。名ベーシスト、ポール・チェンバースに捧げたマイナーブルースです。高速で演奏されることが多く、ハードバップからモードへ向かうエネルギーを感じさせます。

Equinox

同じくコルトレーンによる、こちらは静謐でスピリチュアルな空気感を纏ったマイナーブルースです。モードジャズの影響が色濃く反映されています。

All Blues

マイルス・デイヴィスの『Kind of Blue』に収録された、6/8拍子のモーダルなブルースです。 伝統的なブルースの語法を排除し、ミクソリディアンを中心とした浮遊感のあるメロディーによって、トラディショナルなブルースの「泥臭さ」やビバップ的な「コードの束縛」から解放しています。 ジャズ史において、パーカーによるコード進行の複雑化とは逆の意味で革新的なブルースです。 こういう曲のアドリブでは、コードトーンやアボイドノートなどの制限を無視して、横のメロディラインをいかに美しく描くかに集中するとそれらしくなると思います。

Freddie Freeloader

同じくマイルスの作品で、B♭のブルースです。

Sandu

クリフォード・ブラウンの代表曲で、E♭という管楽器にとって響きの良いキーで書かれたハードバップ・ブルースです。ファンキーで親しみやすいテーマが魅力です。

おまけ : ジャズギタリストのブルース

ケニー・バレル

Chitlins Con Carneはラテン・グルーヴのマイナーブルースです。 ジャムセッションで頻繁に演奏される印象はありませんが、ギター奏者にとってはバイブル的な一曲です。

ウェス・モンゴメリー

West Coast Bluesは3拍子(ジャズ・ワルツ)のB♭ブルースです。コード進行にはウェスらしい洗練されたリハーモナイズが施されています。

Unit 7

グラント・グリーン

Cool Blues

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